男子マラソン
陸上競技の花形は、明日7時に号砲。
近年男子マラソンは気候のせいか、あまり好記録が出されていない。
今回の大阪でも夏場開催、しかも湿度が異常に高いコンディションの中で行われる。
大方の予想はカタールのシャミのVである。
もちろん、「普通の」レース展開がなされれば彼は金メダルを手中に収めることができるだろう。
しかしこの前のアジア大会などでみられたように、大物選手がアジア特有のこの蒸し暑さに慣れてない場合は珍しくなく、気候がアジア勢に傾くことはあり得ない話ではない。
他に有力候補とすればスペインのレイ、韓国の李あたりか。
彼らが先頭集団を形成するのは間違いない。
日本勢ではなんといっても、ヘルシンキで劇的な銅メダルを手にした尾形。彼の華奢な体型から繰り出される大幅なストライド走法はまだ頭に鮮明に残っている。
持ちタイムが一番いいのは諏訪。
諏訪は10000mが得意とされるが、地元大阪でのロードは彼に追い風を吹かせるか。
優勝タイムの予想は2時間13分30秒前後。
マラソンは走ったことないからわからんけど、この暑さの中でのレースでは、下手に集団についていくより35kを通過したら5k15'30"のイーブンを保って走れば勝算は見えてくるんじゃないか。
よって、シャミ、レイ、諏訪、尾形の4人のメダル争いだと思われます。