久間防衛相の発言について

本当にこのひとに国民の生命、財産を守る防衛のトップを任せていいのだろうか。


ただ言葉じりだけを捉えて、批判するのは簡単だ。だけど政治家の責任は辞任することではなく、役割を果たすことではないか。
米国の慰安婦問題で、原爆投下への謝罪要求が高まった。
だが、今は久間大臣が批判の対象となる時節か?

戦争やテロ、核で一般市民の命が奪われるのは許されることではない。
唯一の被爆国として世界の非核化を訴えていかねばならない。


確かに久間大臣の発言は言語道断だし、決して許されることではない。
しかし、核を落とした張本人アメリカへの批判が一切現れないのはなぜなのだろう。


今回の失言で、どことなく裏背景が見えてきたような気がする。
言葉遊びで政治を茶化すのはもうやめてもらいたい。
本当に大切なもの、忘れてはいけないものはそのずっと先にある。


米国への慰安婦問題から謝罪要求が高まる中、民主、社民、共産には自民党の政治に対抗する意味でも国会でアメリカ原爆投下非難決議を提出するくらいの気概を見せてほしい。